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チューブラー・ニット 「ウールは本当に涼しい!」 実走テストNo.2 24~32℃

「冬暖かく夏涼しい」といわれているウールの涼しさを確かめてみました。

気象条件

  • 晴れのち曇り
  • 14時半~16時
  • 24~32℃

天気予報で最高気温32℃とされていた通り、32℃まであがったこの日。

最も暑くなる15時前にテスト開始。

走行概要

  • 距離 34.5km
  • 経過時間 1時間27分
  • 移動時間 1時間19分
  • 休憩時間 約8分(信号待ちのみ)
  • 獲得標高 380m
  • 平均速度 25.8km/h

使用機材 ジャージ

「デマルキ  レジェラ ジャージ / De Marchi LEGERRA JERSEY」

leggera_jersey_fw15

クラシックな装いで人気のDe Marchi製レジェラ・ジャージです。

ジャージ単体で15~20℃、各種ベースレイヤーとの併用で5~15℃、ジャケットとの併用では-5~5℃という完全に冬用のウールジャージです。

今回は、テストのためにあえて冬用デザインのものを着用してみました。

あくまでも、「上質なウールの夏の涼しさをテスト」することを目的としているので、見た目の季節感が適切ではないことは承知していますし、ご理解ください。

この記事の後半では、ウールジャージが夏でも機能的で涼しく快適であるということを書いています。

しかし、夏には夏の景色や空気感に適した色やデザインのウールジャージがあります。

この記事を読んで、夏でもウールジャージでサイクリングを楽しもうと思われた方がいらっしゃいましたら、季節感に適した色やデザインのものを着用することをお勧めします。

さて、この長袖ウールジャージを着て30℃のサイクリングに挑戦です。

Leggera Jersey について

Tubular knit construction with open weave for a custom fit and effective air exchange.
Merino Wool and acrylic blend :50%-50%; effectively release sweat and provide additional warmth with limited weight.
Hybrid top Designed both as insulating layer next to the skin under a windproof thermal jacket :-5/5 °C; or over a lighter weight base layer :15/20°C without wind;.
Quarter-lenght zipper.
Semi form fit.

使用機材 その他のウェア

plusSBDMS2501-PERFECTO-BIB-SHORT_f2015パーフェクト・ビブショーツ

plusPRO_LITE_GLOVE_WHITE_SS162016プロライト・グローブ

plusPRO_CAP_LIGHT_BLUE_SS162016プロキャップ

plusPERFECTO_LUX_SOCK_SS162016 パーフェクト・LUX・ソックス

 

使用機材 バイク

  • NISHIKI GLOBAL 1980年代製
  • ホイール:カンパニョーロ シャマル
  • タイヤ:ハッチンソン インテンシブ 25C
  • コンポ:カンパニョーロ ヴェローチェ10s

結果

終わってみれば、ボトルの水は半分程度(600mlのボトル1本を携行)しか減らなかったほど、暑さに困ることはありませんでした。

梅雨の晴れ間の6月20日、14時過ぎ、ウールジャージに着替えました。

まず、それだけで、さっそく汗ばみ始めます。

外にでると日差しは強く、空気は湿度を含んで蒸し暑く、本当にこの中を走る出すのかと思うと先が思いやられるほどでした。

14時半、走行開始。開けた場所にでるために市街地を走ります。

案の定、信号で止まる度に体の芯から温まっていることを感じます。

走り出してから20分が経過。いよいよ汗がしっかりと出てきました。

ガーミンの記録上、この時の気温が32℃。

その後、しばらく30~32℃を記録しつづけます。

しかし、暑さを感じたのはその序盤だけでした。

ちょうどその頃は信号のない区間を走り始めていたのですが、その序盤以外において、暑さに苦しめられた記憶がありません。

むしろ、時々気温が下がったのかと思いガーミンの温度表示に目をやるのですが、依然として30℃以上を示しており、それが勘違いであると気づくほどでした。

習慣的に数分ごとにボトルに手を伸ばすものの、口に水を含ませる程度で済み、大量に飲みたくなる衝動が起こることもありませんでした。

気温があがっても平気でいられる安心感があります。

ウールの冷却効果

獲得標高200mほどの坂を上り始めたころから気温は24~27℃に下がり、そこからは気持ち良い涼しさを感じはじめます。

表現が難しいのですが、ウールは快適な汗冷えを持続的に提供してくれるような感じです。

冷たい濡れタオルがずっと体に張り付いていると言ってもいいかもしれません。

しかも、ウールには抗菌作用があるためバクテリアの繁殖をおさえてくれます。

つまり、汗で濡れた状態がつづくとバクテリアの繁殖により嫌なにおいをだすことを心配しなくてはならないのですが、ウールの場合にはその心配をしなくてもよいということです。

 

 

ウールのデメリット

ただし、ウールにもデメリットがあります。

それは水分を多量に吸収する点です。

つまり、汗を吸って重たくなるということです。

レースであれば重量が増える分だけパワーウェイトレシオが低下し不利益になるでしょう。

特に秒差を争うヒルクライムレースでは顕著な不利益になるでしょう。

プロのレース界でウール・ジャージを見なくなった理由の一つと思われます。

(もっとも、それよりも大きな理由は、上質なウールが希少であり調達に費用がかかることと、ウールにはスポンサー企業のロゴや写真をプリントできないという商業面での制約があるためと思われますが。)

 

今後、真夏にウールジャージで走る人を見かけたときは

いずれにしましても、ウールは暑さの面でも臭いの面でも安心して夏に使えることを確信しました。

今後、真夏にウールジャージで走る人を見かけても、「我慢してよくやってるなあ」、と思わないでください。

きっとウールを着ている人の方が快適にサイクリングを楽しんでいます。

 

次回は条件をさらに厳しい方向にエスカレートさせ

heritage_wool short_splusDETAILS_WOOLSOCK-HERITAGE

次回は、ビブショーツをウール・ショーツに、ソックスもウールに替えてテストしようと思います。

fw15_allenamento_merino_tightplusDETAILS_WOOLSOCK-HERITAGE

あるいは、ウール・タイツにも挑戦してみたいと思います。真夏にウールタイツを履くことは季節感が適切でなくスタイルの面でお勧めできるものではありません。しかし、機能面では今回のことからも推測できるように、試す価値がありそうです。

 

 

 

3 Comments

  1. ピンバック:【今週のご案内】6月27日(月)~7月3日(日) – イタリアの名門ウェアブランド De Marchi

  2. ピンバック:全身ウールでテスト実施 「ウールは本当に涼しい!」 No.3 22~34℃ – イタリアの名門ウェアブランド De Marchi

  3. ピンバック:パッと見は女性ウケが良く、違いを知れば男性ウケの良いDe Marchiのヘリテージ・ライン No.1 アタラ 1949 ジャージ / ATALA 1949 JERSEY – イタリアの名門ウェアブランド De Marchi

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